きょうの空は。 sabahaneko.exblog.jp

続、モネ展(鉛筆からオレンジの庭まで)

今朝は天気大荒れ&山手線事故。
よし!

これはchance、
さすがの東京都美術館も
空いているはず、と
わくわくしながら起きました。

(事故関係の方すみません…)

意外に人は多かったのですが
並んだり、止まるほどではなく
チケットもすぐに買えました。
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荷物も預けて、身軽に2周して大満足。

こんなにまとめて
時系列に沿って見るのははじめてで
とてもおもしろかったです。

彼が10代のころ鉛筆で描いた人物画が
ずらりとならんだ前に立ったら

これを描いている男の子の
夢中、集中、真剣さ、が見えるようでした。

好きで夢中になることがもしあるのなら
それは特別な、幸運なこと。
万難を排して熱中すればいい…
「程よく」なんて言う人はなにもつくれない
なりふりかまわずやるのがいい、

と思わせてくれます。

そして晩年、1990年代の絵も
初めて見ました。
おじいちゃんになったモネの絵の庭は
息をのむようなオレンジ色。

(1週間くらい前に
わたしはこの色の、短い夢を見ました)

モネおじいさんは
ずいぶん長生きをしたから
先に死ぬ人を見送ることが多かったけれど
こどもの頃つかんで離さなかった
「描くこと」がいつも共にあったんだな、

覚悟をもって共に生きるなにかがあるって
たいへんそうだけど
胸を打つなあ、と思いました。

そして残された絵を見る者は
時間も場所も越えて

こんなに幸福。


以上2015年秋、東京にて

『モネ展』でした。

公式のサブタイトルは
『「印象、日の出」から「睡蓮」まで』
ですが

わたしの脳内記録は
『鉛筆画から、最後のオレンジ色の庭まで』です。

by meggy_i | 2015-10-02 13:20